ちょうど一年前にDXアンテナのBS・110度CSアンテナセットを購入し、自分で取り付けました。
型番はBC453SCKというもので、シリーズの中では最も高価なものでした(といっても1万円未満ですが)。
なぜこれを選んだかというと、取付け・方向調整をスムーズに行なうためのアンテナレベルインジケーターが付属していて、調整するのが楽にできる思ったからでした。
しかし昨日わかったことは、このアンテナレベルインジケーターとアンテナコードの接続に問題があったことがわかりました。
その問題とは何だったのかをお伝えします。
CS放送の一部が映らなかった時にやってみたこと
映らない局は下記の局です。
・290ch:TAKARAZUKA SKY STAGE
・311ch:AXN海外ドラマ
・316ch:AXNミステリー
・321ch:100%ヒッツ!スペースシャワーTV プラス
・333ch:アニメシアターX(AT-X)
・353ch:BBCワールドニュース
DXアンテナのウェブサイトには次のように書かれていました。
「DECT準拠方式のコードレスフォンやインターホンが110度CSスカパーの一部チャンネルに受信障害を与える可能性があります。」
確かに我が家では、DECT準拠方式のコードレスフォンやインターホンがあり同じ部屋で使用していました。
そこでコードレスフォンやインターホンの子機を別の部屋に移しててみると、すべての局がきれいに映りました。
「コードレスフォンやインターホンが原因だったのか」と思いましたが、コードレスフォンやインターホン子機を別の部屋に置いておくと着信があっても聞こえないので、これも困りもので、また元の場所に戻しました。
そうしたら当然、該当のCS局はノイズが入るか画面が真っ暗になってしまって見るに堪えられない状況です。
色々WEBで調べましたが、分配器の問題だとか、ブースターを取り付けろだとか、「テレビの電源は入ってますか?」とか、書いてありましたが。。。
でも、CS放送を見るたびにコードレスフォンやインターホンの子機を別の部屋に移すのは面倒くさいので、結局、その後は見られない局は諦めました。
1年近く経った昨日、アンテナをちょっと移すことになったので、改めてアンテナを取りつけて、調整をしました。
でもやはり上記の6局は映りませんでした。
映らない原因が判明
そこで、再度調べましたらこのような投稿を見つけました。
「デジタル対応のアンテナ線はアルミ箔でシールドされています。
でも接続部分はノイズに弱いです。
ノイズを拾っている部分が特定出来れば接続部分をアルミ箔で覆うなどすればノイズを遮断する事も可能です。
最近のレスではFAX電話がノイズの発生源だと特定出来たのでFAX電話のアンテナにアルミ箔を巻いたらノイズを遮断出来て受信可能になったとの報告がありました。
アルミ箔はノイズ対策に有効です。」
「接続部分はノイズに弱い」ということがまさに我が家に当てはまっていたのです。
アンテナ購入直後にコードの配線完了後、アンテナレベルインジケーターを外さずにいました。
接続部分というと、このアンテナレベルインジケーターとアンテナコードの接続部分がそれに該当します。
本来はアンテナ調整完了後に、赤〇印のインジケーターを外して両端のコードを付属のテープで巻いて、接続する必要があります。
解決した方法とは
「えっ、これかな?」と思い、そのアンテナレベルインジケーターとアンテナコードの接続部分をアルミホイルで包みました。
そしたら、なんと映らなかった局が全部映ったではありませんか。
アルミホイルを巻いただけで完全解決でした!!
BC453SCKにはアンテナレベルインジケーターが付属していて、下位の商品より1500円程高かったのですが、まさかこれが原因とは。
下位の商品だったらインジケーターが付属していないので、それを利用してアンテナレベルを調整することもなかったので、当初から何も問題なく映っていたと思います。
また、上記5局は同じトランスポンダで同じ周波数なので、同じ影響を受けるということです。
また、分配器を利用していて、同じように映らないか、映りが悪い場合は、その分配器が電話機やインターホンから出ているノイズを拾ってしまって、影響を受けていることも考えられます。
もし分配器を利用していて映らない場合は、分配器を利用せず、アンテナとテレビ側のCS入力端子部分を直でつないでみてください。
DXアンテナの説明書にも「インジケーターを外さない場合にノイズを受ける」等の説明が一切なかったのは、かなり不親切だな、という感じを受けました。
というか、インジケーターは必ず外すということが前提で、まさか外さない人がいるなんて思っていないのでしょうね。
もし書いてあったら、上記6局が映らない原因がすぐ分かったと思います。
以上、参考になれば幸いです。