2台あるの内、古いほうのパソコン(8年ぐらい使用)の動作が遅くて困っていて、電源オンにしてから完全に起動するまで1分以上かかるので、コーヒーを淹れながら待っていると言う状態でした。
今回、その遅い原因がわかりました。
結論から言うとメモリー不足が原因で全ての動作に悪い影響を与えていた、ということです。
パソコンの動作が遅い原因はなに? その解決方法は? メモりーの規格についても注意が必要!
ファイルの削除でパソコンの動作が速くなることはない
ネットで調べたら「パソコンの動作を速くする方法」なんていう情報がyoutubeやブログでたくさんあり、それを参考にしながら、ファイルを削除したり、アプリを無効にしたり、いろいろやってみましたが、どの情報も全く効果なしでした。
ホントに時間の無駄としか言いようがないです。
だいたいファイルなんか削除してパソコンの動作が速くなるわけがないです。
ましてパソコンのファイルには絶対に削除してはいけないファイルがたくさんあります。
パソコンを動かす基本のファイルがたくさんあるのです。
そのようなファイルを削除してしまったら、パソコンの動作が遅いという問題より、パソコンが動かなくなる、という大問題に発展してしまうので要注意です。
今はyoutubeやTikTokなどでも同じような閲覧数稼ぎが目的の情報が多く投稿されているのを見ますが、どれも怪しい動画ばかりです。
パソコンの動作が遅いのはメモリー不足が原因
ネットの情報には「ハードディスクの容量がいっぱいになっていないか、ハードディスクを交換しろ」とか、「起動時にアプリがいくつも自動で立ち上がる状態にしていないか」、「パソコン内を整理する必要がある」等、とにかくいろいろ出ていました。
はっきり言って、こんなことをやっても何も変わりません。
パソコンの動作を速くする方法は
ある情報でパソコンのタスクマネージャーを見る機会があり、そのなかの「パフォーマンス」タブをクリックすることで、PC内の状況を見られることがわかりました。
パフォーマンスを見る手順
①画面左下のWindowsマークを右クリック
②メニューが出てきますので、中ほど少し下の「タスクマネージャー」をクリック
③タスクマネージャーが出てきます。
④「パフォーマンス」をクリックします。
⑤「パフォーマンス」の情報が表示されますので、ここでメモリーの部分を見ます。
上記はパソコンのメモリーが元々8GBだったので、もう一枚8GBのメモリーを足して16GBにした後のパフォーマンスの状況です。
8.2/15.9GB(52%)の数字の意味は16GBのメモリーが搭載されていて(実際には15.9GB※)、現時点で8.2GB(52%)が使用されているという意味です。
以前の8GBのメモリーだったときはメモリー使用量が85%だったので、かなり負担がかかっていて、パソコンの動きが遅かったのですが、16GBに変えたら52%程度に下がり負担が減少したためパソコンの動きがかなり良くなりました。
※コンピュータでは、グラフィックカードが使用する一定のメモリが予約されるため、システムで表示されるサイズ(15.9GB)と公称値(16GB)に若干誤差が生じます。これは実際の使用には影響しませんし、そういう物なのです。
この「メモリー」の部分で、メモリーの使用状況が見られるのですが、メモリーの使用状況が80%以上になっていたら、メモリー不足は確定です。
メモリーには規格がるので交換や増設にはちょっと注意が必要
メモリーは机と同じで、容量が小さいということは、小さい机の上で作業をしているのと同じことで、作業効率が非常に悪く、机が大きくなればなるだけ作業効率が高くなる、ということは知っていましたが、そこが原因だとはまったく思っていなく、ただ8年も経っているから古いせいとばかり思っていました。
小さい机(8GB)だと何冊も本を広げておくことはできないですが、大きい机(メモリーを増やして16GBにした)だと何冊も広げたまま置いておくことができ、見たい本をさっと手に取って見ることができというのと同じで、メモリー不足を解消すれば作業効率は断然良くなります。
ファイルもアプリもメモリーが読み込むので、メモリーが不足すると本当に動作が遅くなります。
当方のパソコンのメモリーは「DDR3L」という規格でしたが、この意味が分からないのでネットで調べたら「DDR3L」と「DDR3」という二つの規格があることがわかりました。
また速度も1333とか1600とかがあります。
もしかしたらもっと他にもあるかも知れません。
この規格を確認するには、パソコンの取扱説明書に記載があります。
最近のパソコンはDDR4になっているということなので、やはり当方のパソコンは古い部類なんですね。
でも古くても動作には関係ないです。
ネットのある情報では「DDR3L」と「DDR3」はどちらも互換性があるとの記事があったので、あまり気にせず、ネットで購入するために、販売サイトで最初に出てきた「DDL3」を注文しました。
届いて、すぐパソコンにメモリーを差して、電源プラグを繋げたら電源ランプがオレンジ色で点滅してしまい、点滅が止まらなくなってしまいました。
パソコンによっては「ブーブー」と警告音が出るものもあるらしいです。
30秒ぐらいたってもまだ点滅したままで、全く起動しないので電源プラグを一度抜きました。
4つのメモリーソケットがあるのですが、差し込むソケットを変えたりしてみましたが、同じようにオレンジ色で点滅するだけでした。
その後わかったことは、ネットの情報の「互換性がある」というのは間違いだということでした。
DDR3Lの規格のメモりーを差し完了
今度は「DDR3L」を購入してパソコンに差したら問題なく起動し、やっと使えるようになりました。
メモりーが倍になったので、起動も動作も早くなり、今までとは全く違います。
タスクマネージャーの「パフォーマンス」の「メモリー」を見ても、使用量が40%~50%ぐらいに下がりました。
今までの半分に使用量になって、余裕ができたため(机が倍の広さになったため)、起動時のファイルを読み込む時間も速くなり効率が良くなって動作がとても速くなりました。
メモリーを増設する時に注意したいことは
メモリーを増設したり、変えたりする場合は必ずパソコンの仕様書(取扱説明書)を見て、自分のパソコンの「メモリー」がどの規格なのかを必ず確認し、パソコンに合った規格のメモりーを使うことが必要です。
また、メモリーはデスクトップパソコン用とラップトップ(ノートパソコン)用があり、全く違う製品ですので、この点も間違わないように選ぶ必要があります。
まとめ
あなたのパソコンの起動や動作が遅くてパソコンの中をいくらいじっても何も解決しない場合は、メモリーの容量が少ないことに起因しているかもしれません。
というか、ネットの情報を真に受けて、ファイルを削除したり、高価なハードディスクを買って交換してもメモリーが不足しているのですから、そんなことは無駄なことで、高価なハードディスクなんか買う必要はありません。
もっと早くこのことに気付いて、メモりーを増設しておけばよかった、とつくづく思っています。
パソコンの起動や動作が遅くて悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
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