私はコンタクトレンズを長期に渡って使用しています。
コンタクトレンズはハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズがあります。
コンタクトレンズを初めて使用してから数年間はハードコンタクトレンズでしたが、スポーツをしたり瞬きをしたときに、不意にコンタクトレンズが外れてしまうことがあり、ソフトコンタクトレンズに変えました。
それ以降はソフトコンタクトレンズを愛用しています。
コンタクトレンズ装着後、激痛を感じたというお話
先日、手をきれいに洗ってから、コンタクトレンズを洗浄して目に装着したとたんに目に耐えがたい違和感(痛み)を感じました。
すぐに外してもう一度洗浄して装着したのですが、まだ激痛を感じました。
痛みはずっと続くわけではなく、痛みを我慢して装着していると2~3分後にはだいぶ痛みも消えていき、そのまま外出しても特に痛みはなく普通に使えました。
ですので眼科で診察してもらうほどではない状況でした。
この状況が数日続きました。
市販のボトルのソフトコンタクトレンズ保存・すすぎ液を使っていましたので、この製品の製造過程で何らかの問題(塩分濃度の間違い)を疑って、製造元に問合せをしましたら特に製品についての苦情や問い合わせはない、という事でした。
いろいろ原因を考えてみて、一つ思い浮かべたことがありました。
それは手を洗う時に使うハンドソープに「うるおい成分配合」と表示されていました。
冬場は手が乾燥してしまうので、この「うるおい成分」の入ったハンドソープを使っていましたので、もしかしてこの「うるおい成分」の化学物質が目に痛みを生じされているかもしれないと考え、すぐに別の添加物が入っていないハンドソープを使って手を洗浄してからコンタクトレンズを洗浄して装着しました。
そうしたところ痛みはまったくなく装着できました。
その後も「うるおい成分」が入っていない医薬部外品のハンドソープを使って、問題は解決しました。
その後気づいたのですが、医薬部外品のハンドソープはうるおい成分とか香料とかが入っていないもので、うるおい成分とか香料とかが含まれている洗浄剤は「医薬部外品」という表示はできない、と言うことがわかりました。
「医薬部外品」は医薬品ではないけれど、一定の効果・有効性(洗浄効果・殺菌効果等)を厚生省が認めたもので、香料やうるおい成分等が入っていない製品を指し、「医薬部外品」と表示されていないものは「化粧品」という範疇になります。
手を洗浄する時にうるおい成分とか香料とかを使った洗浄液や、手にクリームとか何かをつけた後にコンタクトレンズを洗浄すると、その成分が手に残ってしまう事があることを知っていていただきたいと思います。
コンタクトレンズを目に装着した後に目が痛く、レンズをはずしてもその痛みが続くようならばそれは眼球に傷がついている可能性もありますので、こういう場合はすぐに眼科で診察をしてもらうことが重要です。