アボカドは美味しいし栄養もあるので毎日食べても身体にいい食材です。
アボカドの油脂は植物性であり、動物性の脂とは全く違った種類ですので身体に優しいです。
特に体温が低い人は動物性の脂は血管壁にこびりついてしまうことがありますが、植物性の油脂はそのようなことがありません。
今回はアボカドの保存についてのお話です
例えば冷蔵庫に保存した動物性の脂は固形化しますが、植物性の油脂は冷蔵庫に保存しても固形化はしません(ドレッシングに入っているオイルを見ればわかると思います)。
しかしアボカドの保存方法については丸ごとにしても、半分切りにしても、なかなか難しいです。
ネットで調べてみると、半分に切った面にレモン汁をつけるとか、オリーブオイルを塗るとかの方法がでていますが、どれも自分が試した限りではほとんど効果はなかったです。
そこでいろいろ試した結果、いい保存方法がありましたのでご紹介したいと思います。
アボカドについて
生のままでも加熱して食べても美味しいアボカドはねっとりとした食感と濃厚な風味が魅力。
そんなアボカドは美味しいだけでなく、「世界一栄養価が高い果物」と言われているくらい栄養満点な食材です。
モデルのミランダ・カーは毎日1個を食べているとインタビューで答えていました。
美容にも健康にも貢献しているアボカドは、サラダやサンドイッチ、ソテーやグラタンなど、そのままでも加熱しても美味しい食材。
また、和風の味付けとも相性が良く、巻き寿司の具材に使用したりわさび醤油で和え物にしたりと幅広い料理に活用できます。
アボカドはできれば1個丸ごと食べるのがいいのですが、半分だけ使って半分を後日食べようと思うこともあると思います。
アボカドの栄養素は
【アボカド(可食部100gあたり)】
エネルギー…187㎉
たんぱく質…2.5g
脂質…18.7g
炭水化物…6.2g
カリウム…720㎎
リン…55㎎
鉄…0.7㎎
ビタミンE…3.3㎎
ビタミンB1…0.10㎎
ビタミンB2…0.21㎎
ビタミンB6…0.32㎎
葉酸…84㎍
パントテン酸…1.65㎎
ビタミンC…15㎎
食物繊維総量…5.3g
参考:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」
アボカドの保存方法
アボカドを半分に切った後に残りの半分を後日に利用したい場合は保存の方法が大事ですね。
保存方法が悪いと切断面が黒くなってしまったり、切断面だけでなく全体が黒くなってしまうこともあります。
そこで保存方法ですが
1. 半分に切ったら残りの半分にすぐにラップをして空気に触れさせない
この時レモン汁やオリーブオイルを塗ったりしないで、すぐに切断面にラップを張り付ける
2. ラップをかけたらできるだけ早くアルミ箔のジップ付きの袋に入れる
アルミ箔のジップ付き袋とは、不透明で上部がジップ式で閉めると空気の出入りがない、という袋です。
このようにすることで半分に切ったアボカドでも3日程度はあまり表面の色も変わらず保存できます。
アボカドの冷凍保存
アボカドは冷凍保存もできます。
普段食べ慣れているようにカットして、すぐにラップで包みます。
食べる時は解凍しますが、このときはレンジの「解凍」の機能を使ってください。
「温め」の機能を使うと温め過ぎて、熱くなってしまう場合があります。
熱いアボカドはサラダ等には入れることができませんので、気をつけてください。
アボカドを使った美味しいサラダのご紹介
エビは茹でて殻を取り除き、アボカドは角切りにするか、スプーンですくってください。
ワサビとお醤油だけを混ぜてドレッシングを作り、それをかけて食べるととても美味しいです。
是非どうぞ!